早速だが、「新館」の竣工祝いを兼ねて、このブログのタイトルにある「賃貸を面白く」ってどんなことか、を考えてみたい。
「良い住まいとは」とか「住むならここ」とか議論しだしたらきりが無い。
たとえば2ちゃんねるの
不動産板を10分ほど眺めているとそれはよくわかる。(笑)
住まいとは生活の土台となる場の部分だから人それぞれ違うのは当たり前。
それなのに供給側の都合で勝手に最大公約数とあるべき姿を決められて、同じようなものばかりが作られてきた。
それがバブル以降、切磋琢磨の中で少しずつ、そこに暮らす人への「想像」が「創造」することに入り込めるようになってきた。
人の好みはひとりひとり違う。
たかがペットボトルのお茶ですら(失礼)味だの、体のどこに良いだの、ダイエットだの、歴史だの、と言うんだから、住まいなら多様性がもっとあるべき、と。
以前書いた、「
R25世代は引越貧乏」というエントリでも述べたが、ライフステージに応じて住まいへの要求も本来は違うはず。
増沢洵やコルビュジェじゃないが、人生の場面場面で効率よく最小限住宅をチョイスしていくといったLOHASな人も増えてくるだろう。
また自分は車好きだから車と寝たい、とかカメラおたくなのでフォトスタジオが、とか屋上にグリーンを、とか外壁を登れるように(謎)、とかいろいろある。
何しろ萌え市場と呼ばれるオタク市場は細分化しつつ巨大化している。
ただ購入となると、「一生のお買い物」というスタンスの商品であることがそういう部分を抑制しているのも事実。気分が変わったから、という理由だけで買い替えるには不動産取引は敷居が高い。
資産価値まで気にすれば、住みたいところと買うべきところの乖離が始まる。
そんなわけで賃貸というカテゴリーの商品群への期待は実はすごく大きい気がする。
賃貸は長らく思考を停止したまま分譲マンション等の後塵を拝するのみに甘んじてきた。
オートロック、システムキッチン、宅配ボックス、床暖房、と。。。
そんな設備の有無だけで住まいを語るのではなく、賃貸は商品としてもっと自由になるべきだ。
賃貸か購入かの選択は、損得やグレードの問題ではなく、ライフスタイルなのだ!と言えるだけの商品を供給していかなければならない。
個人的には、アマゾンのビジネスモデルであるところのロングテイルや今をときめくWEB2.0なんかも無縁ではないと思っている。
そんなわけで
住まいを面白くしていくのは賃貸だと、今年、オール電化の分譲マンションを買ってしまった私が(笑)
街の不動産屋という末端の立場から、いろいろと脱線しながらお話ししていく所存です、たぶん。
最近のコメント